講座参加者の声 vol.1
2015年6月掲載
vol.1 家族以外で悩みや成長を共有できる仲間

ねんねのリズムさがしワークショップ1期(2014年5月開催)参加者
実加さん(しゅうくん1歳2ヶ月)
幸子さん(せいくん1歳10ヶ月)
まいこさん(るーちゃん1歳7ヶ月)
明子さん(あーちゃん1歳8ヶ月)
※括弧内はお子さまの愛称とインタビュー時点の年齢
あからぼが主催するワークショップ(以下、WS)がきっかけで、参加者同士が仲良くなり定期的に集まっている1期生のみなさん。WSが終わって1年経ち、その後夜泣きはどうなったのか?WSに参加した1年前を思い出してみて、いまどう感じているか?お話を伺ってきました。
みんな、どんな夜泣き体験だった?
- 実加さん(しゅうくん:WS 参加時の月齢:0 歳 2 ヶ月 )
今考えればあたりまえなんだけど、2~3 時間おきの授乳 夜中に二時間くらい抱っこでウロウロとか。
昼間は抱っこしてないと泣く、お昼寝もずっとで抱っこ降ろすと泣く!
ネンネの本を何冊も読みあさってネンネトレーニングを勉強、でもやる決心がつかずにいました。
- 幸子さん(せいくん:WS 参加時の月齢:0 歳 9 ヶ月)
抱っこしながら授乳して寝かしつけて、起きたら添い乳するとまた寝ます。
泣く訳ではなく、起きて座ってしまう><
- まいこさん(るーちゃん:WS 参加時の月齢:0 歳 7 ヶ月)
抱っこと授乳で寝かしつけ、置くと泣くため添い乳するようになりました。
そうすると 一晩2~3回起きていたのが 10 回以上起きるように!
泣いていても添い乳すれば泣き止みすぐに寝ます。
- 明子さん(あーちゃん:WS 参加時の月齢:0 歳 7 ヶ月)
4ヶ月の時に添い乳で1時間おきに泣いて起きてました。
赤ママ安眠ガイド(代表・清水の著書)を読んで添い乳をやめたら落ち着いたけど、
深夜の覚醒が時々あったり。
お昼寝はおんぶか抱っこでしか寝てくれず置くと泣く!
悩んでた時の気持ちってどうだった?
- 幸子さん
まとめて寝られないのが辛い!
周りは寝てくれる子だったので、羨ましいを通り越してちょっと腹が立っていました。
- まいこさん
夜、何度も起きるくせに超早起き(4時とか)で昼寝もろくにしなくてイライラ。
夜泣きの相談で赤ちゃんがお昼寝中に一緒に寝ましょうとか書いてあるのを読んで
昼寝もしないんじゃー!と叫びそうになっていました。
夜泣きを体験して、WSに参加して・・・得たものって何ですか?
- 実加さん
「納得して行動を選ぶこと」
闇雲に悩んだりイライラしたり、なんで泣くの、 なんで寝てくれないの?って思ってた頃はきつかったけれど、自分で納得して添い乳を選択したので、納得して 夜泣きに付き合えるようになりました。
「赤ちゃんが泣く」ことの根拠がわかって、どうしたいのかを自分で選ぶことでイライラは減りました。
その後、夜間断乳をして朝まで寝るときもあれば 2~3 回起きるときもあるけど、 それもまた息子の個性かなと思えるようになりました。
- 明子さん
「子供を観察(よく見る)すること」
いつも一緒にいると当たり前のようだけど、子供をよーくよく視ているとわかることが沢山あって、 どんな悩みも答えはいつも子供と自分の間に、そこにしかないんだなと思うようになりました。
WS 参加から1年経って・・・今の気持ちってどうですか?

インタビューにはWSに参加したママだけじゃなく、パパの姿も!家族ぐるみでのお付合いが続いているそうです。
- 実加さん
今は、WS に行ったり本を読んだり悩んだりしたことがよかったなぁと思っています。 一緒にWSに参加したみんなもそうだけど、それだけ子供のために考えて悩むことが大切なんだと私は思う。
子供が親にしてくれるって良く言われてるけど、きっと彼らは私たちを親として人として成長させてくれている。 だから、ここに集まったママ達の一つ一つの行動があったからこそ 「そんなこともあったな」って今、笑えるような気がする。 これからもいっぱい悩んでいっぱい諦めて....時間が経ってそんなこともあったねって話せる仲間でいたいなぁと思っています。
- 幸子さん
あの時あんなに悩んでいたのをもう忘れつつある。過ぎてしまえば…なのね 。
息子はもう1歳 10 ヶ月になって、卒乳しても、まだ 2~3 回起きるけど、水を飲んでお気に入りの T シャツ をニギニギしたら寝てくれるようになりました。 夜中の労力が減ったし、さすがに寝れないことに慣れも出てきました。
ジタバタしないで、大変さとか辛さの中に身を置くしかない時期もあるんだなぁ、育児って大変… という悟りのもとに次の子にはもうジタバタしないで、何とかなるさで過ごそう~と思っています。
- まいこさん
夜泣きについて悩んでいた時は、ほんとに辛かったはずなんだけど…今はネタのひとつ(笑
何冊も本を読んだりマッサージや安眠グッズを試したり、お寺で虫封じのお祓いとかやってどうにかしたいと躍起になっていました。
一人で悩んでいた時は塞ぎこんでいたけど、WS に参加して同じように悩んでいる人と悩みが共有できて気持ちが軽くなりました。
今も毎晩何度か起きているけど、もう慣れて日常の一部として受け入れてる感じです。夜中に起きても基本私からは何もしてない、勝手にくっついてきたりしてまた寝てる。 ほんと時が解決してくれるんだろうと思う。 今も悩むことは多いけど、前よりコミュニケーションがとれるようになったせいか子育てが楽しめるようになってきました。これから悩むことがあってもあまり思い詰めないようゆったりとした気持ちでいきたいと思います。
- 明子さん
子供の習慣や生活リズムの大部分は、大人の思い込みや都合によって作られてるのかもと感じています。
WS に参加して俯瞰することの大切さに気がついたから、悩んだら一歩引いて、長い目で みて考えるように心掛けています。
大人の都合に巻き込みすぎないよう気を付けつつ子供のいる暮らしをしっかり楽しみたい。 バランス取るのは難しいけど、ほんとあっと言う間に成長してしまいそうなので。 自分や家族だけでなく、悩みや成長を共有できる人たちと繋がることは、とっても大切だと思います。
WSが終わったあとも、「こんな感じでみんなで集まってます♪」と写真付きであからぼ事務局へ知らせてくれていたWS1期生のみなさん。
WSに参加してくださったというご縁をきっかけに、いまではWS卒業生として私たちの活動をよりよいものにするためのヒントを絶妙なタイミングと言葉であたえてくれる大切な存在でもあります(スタッフブログにも登場!)。
そして、WS1期生メンバーでもある明子さんは、2015年5月からあからぼ事務局スタッフとして活動を支えてくれています。
1年前、夜泣きで悩んでWSに参加したママが、1年後にはあからぼを内側から支える大切なメンバーへ。WS参加をきっかけに、新たな世界に飛び込んでくれて感謝^^