乳幼児睡眠アドバイザー育成講座
乳幼児睡眠アドバイザー2期生募集!
今期9月開催は延期させていただきます。
お待ちくださっていた皆様、大変申し訳ございません。
次期開催の時期は、確定次第お知らせいたします。
※講師等の都合上、日程等変更の可能性がございますのでご理解ください。
私たち赤ちゃんの眠り研究所(通称:あからぼ)は、「母親の心の余裕」と「子どもの笑顔と健康」を守るために、赤ちゃんの眠りに悩む子育て家庭をサポートする活動をしています。
子どもが1歳半になるまでに約6割の母親が子どもの睡眠に悩まされると言われます。赤ちゃんの眠りの問題は、育児ストレスの増強による虐待や産後うつ発症の引き金になるなど、大きな社会問題ともつながるものです。このように、多くの母親が深刻な悩みを抱えることの多い”赤ちゃんの睡眠”ですが、残念なことに現在日本には、適切な相談場所やサポート機関がないのが現状です。
私たちはその状況を打開すべく、赤ちゃんの睡眠問題に関して「適切な情報の提供」と「いつでも相談できる場」の実現を目指し、まずはママ・パパ向けの赤ちゃんの眠りの講座の運営から活動をスタートしました。自治体や子育て支援施設等からの講座の依頼や自主開催も含め、これまで当法人の代表理事・清水が担当した講座は200回を超えています。
そして昨年から試験的に講師育成を開始し、現在、あからぼの活動に賛同した7名の乳幼児睡眠アドバイザーが各地で想像以上の活躍を見せてくれています。(昨年度、アドバイザーが担当した講座は24回、参加者数のべ568名)
そこで本年度から、本格的に乳幼児睡眠アドバイザー育成講座を開催(年1回予定)し、本年度は急な募集にもかかわらず7名のアドバイザー候補生がご応募くださいました。
メンバーが増えることによって、講座の運営だけではなく、赤ちゃんの眠りを取り巻くさまざまな社会的取り組みに発展していくことを願っています。
あからぼがどのような問題意識を持ち、活動を進めているかを「赤ちゃんの眠り研究所とは」のページに記載していますので、是非お読みいただき、受講をご検討ください。
乳幼児睡眠アドバイザーになると…
あからぼが求めるアドバイザー像
・当事者の意志を尊重し、互いの考えを認め合える共感的コミュニケーションが行えること
・乳幼児の睡眠の専門家としての意識を髙く持ち、知識や相談スキルへの向上心を絶やさないこと
・当団体の活動趣旨に沿い、サポート活動や団体運営に積極的に関わること
≪できること≫
- 赤ちゃんの眠り研究所認定「乳幼児睡眠アドバイザー」としての眠りの講座開催
- 他機関からアドバイザーへの依頼のあった講座の紹介
- あからぼ作成の資料やスライドの使用
- 名刺に資格名の記載が可能
- あからぼホームページでの紹介(任意)(乳幼児睡眠アドバイザー紹介ページ参照)
- 勉強会やミーティングへの参加
- 冊子(現在作成中)のアドバイザー価格での購入
- あからぼ認定の個別相談の実施資格(別途、研修あり)
- その他、あからぼ主催の講座・イベント・勉強会の企画運営スタッフ
≪発生する義務≫
- 半年に1回の活動報告
- 資格取得後、継続のためには年会費12,000円の支払いが必要です。
開催概要
日時
2018年度の養成講座実施予定は、決まり次第、当HPでご案内させていただきます
場所
2017年度 例
東京都大田区内:京急線沿線沿い(駅からは徒歩)
羽田空港や品川駅、東京駅からアクセスのよい会場です。
各日程で会場が異なる可能性があるため、申込みをされた方へ直接ご連絡させていただきます。
カリキュラム(2017年度例)
赤ちゃんの眠りの悩みは、「睡眠」だけを見ていても解決・改善が難しい場合が多々あります。
赤ちゃんのいる子育て家庭を当事者の立場に寄り添いサポートするために、サポートする側はより広い視点に立って、問題を見ていく必要があります。
そこで、乳幼児睡眠アドバイザーの育成カリキュラムでは、以下のようなさまざまなテーマの講義を通して、広く子育て家庭をサポートする視点の育成を目指します。
講義テーマ | 講義内容 | 講師(敬称略) |
睡眠学基礎 |
成人の睡眠生理とそのメカニズム |
岩本実加 (看護師:牧田総合病院 教育担当師長) |
睡眠発達と睡眠問題への対処法(基礎) |
胎児期~乳幼児期にかけての睡眠の生理的変化と、健康な乳幼児によくある睡眠問題とその対処法 |
清水悦子 (当法人代表理事) |
夜泣き~研究の現場から |
夜泣きの社会調査や、乳幼児の睡眠に関わる研究結果について |
篠原ひとみ (秋田大学大学院医学系研究科 教授) |
乳幼児の睡眠医療 |
乳幼児期に多い睡眠に関わる疾患と診療~睡眠診療の現場から |
田島世貴 (小児科医:国立障害者リハビリテーションセンター病院 児童精神科) |
母乳と睡眠 |
母乳育児の重要性、および、母乳育児が乳児や母親の睡眠に及ぼす影響 |
中西美好 (助産師:ぽかぽか助産院) |
子どもの心の育ち |
アタッチメントを中心とした基礎的な心の発達 |
北川恵 (甲南大学文学部人間科学科 教授) |
母親のメンタルヘルス |
産前産後の生理的変化と心理状態の関わり |
松井康絵 (神経科医:元・都立大塚病院神経科 医長) |
地域の育児制度 |
横浜市の子育ての現状、市内の未就園児向け子育て支援制度について |
高村美智子 (戸塚区地域子育て支援拠点「とっとの芽」施設長・NPO法人子育てネットワークゆめ代表) |
サポートの技術 |
相談技術の体感を伴った実技演習 |
大塚みずえ (インプロアドバイザー:たまねぎ村代表) |
受講料
現在調整中
※最小催行人数:4名(満たない場合は実施を取りやめることがあります)
※資格更新のためには、次年度から12,000円/年の正会員会費が必要になります。
受講対象者
現在、育児支援に関わる活動をされている方(睡眠および医療の知識は問いません)
・助産師、保健師、看護師、小児科や産婦人科の医師
・保育園・幼稚園などの乳幼児の保育や教育を目的とする施設にお勤めの方
・保健センターや育児支援センターなどにお勤めの方
・べビーマッサージ等の乳幼児を対象とした教室をされている方など
・赤ちゃんに関わるお仕事をされている方
「乳幼児睡眠アドバイザー」認定までの流れ
- 筆記試験 (講座終了後、2週間以内に郵送で提出)
↓
- 講座見学2回 (代表理事の清水、または現・アドバイザーが実施するもの)
↓
- 実技試験 (講師として講座を開催:講座規模は問わない)
※フィールドがない場合は、あからぼで実技試験の場を設ける
↓
●合格の場合、認定証の授与
●不合格の場合、再度実技試験の日程を調整(実技試験は最大2回までとする)
※ 不適合と判断された場合は、資格認定を行わない場合もある
その他注意事項
※講座中のお子さまの入室はご遠慮願います。
また、託児のご用意もありません。
※主催者側の都合、自然災害や交通事情、感染症の異常な流行等により開催を延期または
中止させていただくこともございますのでご了承ください。
その際にはこちらよりメールまたは電話でご連絡いたします。
出来る限り延期の対応をさせていただきますが、やむを得ず中止になる場合の返金については
・主催者側の都合:全額参加費を返金いたします。
・主催者側に帰責事由のない中止の場合:諸経費(会場費を参加予定人数で割った金額)、
振込手数料を差引いた金額を返金いたします。
※止むを得ない事情でキャンセルをご希望される場合は、必ずご連絡をくださいますよう
お願いいたします。
ご連絡先 lionfamily@babysleep.jp
※キャンセルに関しましては以下のキャンセル料+手数料をお支払いください。
③の次年度以降への振替希望の場合は事務局にご相談ください。
①14日前から前日 キャンセル料 50%+事務手数料500円
②前日以降 キャンセル料 100%
③次年度以降の認定講師育成講座に振替を希望する場合 手数料500円