• ママと赤ちゃんの笑顔を守るために

赤ちゃんが眠るときの環境設定

温度・湿度について

極端に暑い、寒いなどがなく、大人にとっても心地よく眠れる環境であれば、室温○○度や湿度□□%などを細かく調整する必要はありませんが、真夏や真冬は以下の点に注意しましょう。

特に熱帯夜は体温が下がりにくく、寝つきが悪くなることがあります。冷房を使用し、換気や送風機などで空気の流れを作り、体の熱がこもらないように気をつけましょう。部屋の冷やしすぎに注意し、冷房や送風機の風が直接赤ちゃんにあたらないように注意して。

また、直射日光の当たる窓際でのお昼寝は避けましょう。

室温の目安:25~27度

室内の寒すぎ、温めすぎに注意。極端に空気が乾燥しているようなら加湿器や濡れタオルを干すなどで加湿して。布団を蹴ってしまうようであれば、スリーパー(チョッキ型の着る毛布・布団。素材はガーゼ・フリース・羽毛などさまざまある)の使用も検討するといいでしょう。

背中に手を入れて、汗でじっとりしているようだと、着せすぎです。

室温の目安:20~22度

赤ちゃんの寝室はどこにする?

赤ちゃんを寝かせる時間帯は、夜8時前後。大人の生活時間より早いので、その時間帯から、静かに暗くできる場所で寝かせてあげましょう。

家族が夜遅くに帰宅し、煌々と照らした明かりの中、大音量でテレビを付けている部屋の隣では、落ち着いて眠るのは難しいでしょう。部屋を離すのが難しい場合は、家族全体の生活習慣を見直して、赤ちゃんが眠りやすい環境にしてあげて。

眠る前に気をつけたい環境設定

就寝前のテレビやDVD、パソコン、スマートフォンの視聴は、ブルーライトの影響によるメラトニン(眠気を作るホルモン)分泌を抑制してしまうだけでなく、精神的興奮を高め交感神経が活発になることにより、寝つきが悪くなったり、睡眠が浅くなることがあります。

就寝前30分~1時間は、過度に体を動かす遊びは控え、抑えた光の中で、ゆったり過ごすようにしましょう。


眠っているときの光環境

暗い中で寝かせてあげて。

生後3,4ヵ月までの赤ちゃんには一旦注視した対象から目を離せなくなる「強制注視」という傾向があります。夜間の常夜灯(豆電球)が、乳幼児の睡眠を阻害するか否かの研究はなされていませんが、夜間に常夜灯を見つめると大人でも非常に眩しく感じます。できるだけ天井の常夜灯は消すようにし、お世話のときのみ手元が見える程度の明かりをつけるか、夜間の様子が心配であれば、赤ちゃんの目に直接光の入らない足もとなどに暗めのライトを置くようにするといいでしょう。

お昼寝のときの環境

昼夜の区別をつけるためにも、真っ暗にはしないで、落ち着いた木陰程度の明るさの中で寝かせてあげましょう。

夜寝る場所とお昼寝の場所が異なると、寝つきが悪くなる場合は同じ部屋に。夜間と違う場所でお昼寝をする場合でも、お昼寝の特定の場所を決めた方が、子どもにとっては安心感につながるでしょう。

乳幼児突然死症候群(SIDS)の予防について

乳幼児突然死症候群(SIDS:Sudden Infant Death Syndrome)とは、健康な赤ちゃんが眠っている間に突然亡くなってしまう病気です。SIDSの原因はまだわかっていませんが、その予防策として、厚生労働省は以下の啓発を行っています

発症率は非常に低いため、過度に心配する必要はありませんが、以下の点には注意して赤ちゃんの過ごす環境を整えてあげましょう。


〇 うつぶせ寝は避ける

〇 たばこはやめる

〇 できるだけ母乳で育てる


厚生労働省の啓発のほかに、米国小児科学会(the American Academy of Pediatrics: AAP)では、SIDSと窒息との類似性に触れ、以下の点に注意するよう勧告※しています。


× 柔らかい寝具の使用

× 部屋の温め過ぎ

× たばこの煙を浴びる環境

× 親の飲酒

× 親の違法薬物の使用



※ SIDS and Other Sleep-Related Infant Deaths: Expansion of Recommendations for a Safe Infant Sleeping Environment, PEDIATRICS, Vol.128, No.5, 2011

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