• ママと赤ちゃんの笑顔を守るために

赤ちゃんの眠りの発達

「寝たり起きたり」のリズムの発達

生まれたばかりの赤ちゃんは、3~4時間の睡眠を繰り返します。それが徐々に夜に睡眠がまとまっていき、「夜の睡眠」+「月齢に合わせたお昼寝」というかたちになっていきます。このように睡眠が発達していくためには、脳の中にある時計「体内時計」が大事な役割をしています。


ヒトの体内時計は、24時間より少し長いリズムを刻んでいます。その少しの時間のずれをヒトは朝の光を浴びてリセットしています。そのリセットの仕組みを「同調」と言います。


赤ちゃんの場合、生まれてすぐはこの同調機構が働いていません。そのため、生後2ヵ月頃に昼夜逆転に悩まされる親も多くいます。

体内時計は、「朝・昼は明るく・夜は暗い」という環境を毎日繰り返す中で、同調機構を獲得し、ホルモン・体温・血圧など体内にある様々な器官のリズムをうまく調整し、最適な状態に保っています。

 

大人の生活に合わせていると、朝・昼は母親と薄暗い家の中で静かに過ごし、夕方~夜にかけて明るい光の元でにぎやかに過ごすという、いつが日中でいつが夜なのかが、赤ちゃんにとって非常にわかりにくい生活になりがちです。


赤ちゃんの体内時計の発達の邪魔をしないために、生まれてすぐから、 「朝・昼は明るく・夜は暗い」環境作りを心がけることが大切です。

眠っているときのリズムの発達

 

赤ちゃんは(大人も)、一定の深さの睡眠を一晩中続けているわけではありません。

一晩の間に「浅い眠り」と「深い眠り」を何度も繰り返しています。

 

赤ちゃんの眠りは、まだ発達過程にあるため、浅い眠りのときや、その他のときでも、大人よりも起きてしまいやすい状態になっています。そもそも、睡眠中は、自らの危険(空腹や親が離れるなど)に対応するために、起きられるような仕組み(生理的夜間覚醒)になっているため、夜間に赤ちゃんが起きること自体は特に問題ではありません。

 

また、赤ちゃんが夜中に動いたり、泣いたりしているのを、親が起きたと勘違いし、実際は起きていないにも関わらず、授乳やオムツ替え等をして、赤ちゃんを寝ぼけた状態から完全に覚醒させてしまう場合も多くあります。すると、再入眠させるために、何度も寝かしつける必要が出てくることも。

 

あまり激しく泣いていないようなら、2~3分様子をみていると、いつの間にか泣きやんで、再度眠ることもありますので、あわてて対応して起こしてしまわないように気をつけましょう。

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