赤ちゃんの眠り研究所とは
赤ちゃんの眠り研究所は、「母親の心の余裕」と「子どもの笑顔と健康」を守るために、赤ちゃんの眠りに悩む子育て家庭をサポートする団体です。
私たちが大切に思い、伝えていること

私たちの活動目的は、
「赤ちゃんに一晩中眠ってもらうようになる」や
「親の思うように赤ちゃんの眠りをコントロールすること」
ではありません。
それは、赤ちゃんの睡眠生理から見ても不自然な期待です。
私たちは、下にあげる大切な3つのことの視点を伝え、
赤ちゃんの眠りに深く悩み続ける状態から脱するためのサポートや、
深刻な睡眠問題に陥らないための予防的視点を伝える活動
を行っています。
眠りという当たり前のことを大切にし、
親と子それぞれが自分の持つ本来の力や魅力を存分に発揮でき、
睡眠問題に翻弄されない自分らしい生活が送れるようになる
ことを、私たちは願っています。
大切な3つのこと
知る
眠りは、脳や体を休め、修復・成長させるだけでなく、心の安定にも大きく影響していることを知ってほしい。心身の健康の土台である眠りを、赤ちゃんだけではなく親自身も大切にする社会を目指し、科学的根拠に基づいた情報を提供します。
そして、赤ちゃんの眠りは、成長に伴い、どんどん変化していきます。その赤ちゃん特有の眠りの特徴や睡眠生理を知ってほしいのです。
理解する
「知る」そして「理解する」ことで、赤ちゃんの眠りを阻害する無意識の親の行動を防ぎ、赤ちゃんの眠りへの心配・不安・期待について「改善策を試す」または「受け入れる」といった現実に即した行動が可能となると考えています。
応用力を身につける
知識を得ることで楽になることもあれば、知識があるがゆえに悩みが増えることもあります。情報があふれる育児環境の中で、得た知識を「自分の暮らしが快適になるように応用する力」を身につけることで、少しでも心地よい1日を送ることができるようになります。
応用力とは、ひとりで問題を抱え込まずに人に助けを求める力や、夫婦で協力するコミュニケーション能力も含まれます。
そうして、親と支援する側、その両者ともが「知識」と「現実」のバランスをとりながら、
目の前の子どもの睡眠の多様性や発達に伴う変化に柔軟に対応できることを目指します。
「赤ちゃんの眠り研究所」の特徴
私たちは、研究者集団ではなく、自らの子の睡眠問題に悩まされた経験から活動が始まった、母親主体の団体です。その特徴を生かし、当事者である私たち母親の視点と、信頼のおける知識に基づいた専門家の視点を融合した立場から、乳幼児の睡眠問題に関わる情報発信や社会的サポート体制の最良のあり方を模索し、発信していきます。

現在の活動概要
- 「赤ちゃんと一緒にすやすや安眠講座」をはじめとした養育者向け講座
- 育児支援者向け講座
- 少人数グループで行うママ向け
- 自治体や子育て支援施設、ママサークル等での出張講座
- ホームページやその他メディアでの情報提供
- 乳幼児睡眠アドバイザー養成講座
今後取り組む予定の活動
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啓蒙のためのパンフレットや冊子の作成
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育児支援に活用できるプログラム開発
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アンケート調査・研究